okayuの子どもができて学んだ事

子育てや本の話、日々感じたことを載せていこうと思います

重症新生児仮死で産まれた息子について

我が家の息子が産まれてから、8ヶ月が経ちました。
息子には、低酸素脳症脳出血という診断名がついています。

出産当日から約2ヶ月間は怒涛の日々でした。
そんな息子の出生と現在について少しご紹介します。

 

 

出産当日までは、何も問題なく経過していた私と息子。39週に入り、いつ出てきてもいいよーとお腹に話しかけてました。
そして出産当日、夜中に陣痛が来て、いよいよ出産だー!とかかりつけの産院へ移動。
問題は、陣痛室で心拍モニターを付けてもらってからでした。
助産師さん「…赤ちゃんの心拍が安定してないね」
私「…えっ…?」
助産師さん「帝王切開に切り替わっても良いように、点滴のルートを作っておくね」

私の陣痛室は、あれよあれよと医師や助産師さんが増え、緊迫した雰囲気に。
息子の心拍は上がったり下がったりで、結局最後まで安定せず。


陣痛がいい波来てたから、出産は帝王切開にならず普通分娩。陣痛が来てから4時間ちょっとでの出産でした。


そして、産まれた直後から息子は蘇生処置を受け、連絡していた総合病院から新生児ドクターカーが到着。
そうして息子はNICUに連れて行かれ、入院することになったのでした…。


頭部MRIやCTの結果、低酸素脳症と左脳半球の出血が分かりました。
息子が出産時に重症仮死となった原因は…
確定してはいませんが、母体の感染の可能性が高いという説明を受けました。
この事実には、打ちのめされましたね〜…。
息子がこんな風になった原因は、私じゃないか…!!!と。
私の身体自体には、感染の兆候とかなかったんです。息子が産まれる前も後も。
この説明後、さらにヘコんでヘコんで、2週間くらい死んだように生きてました…。


息子は、NICUを含め新生児内科に2ヶ月と5日間入院。
病院での様々な治療と、息子の頑張りのおかげで、なんとか自宅退院までこぎつけました。

 

現在の息子の状況は、
○医療的ケアなし
○運動発達の遅れあり
○身長・体重は月齢通り
○追視が弱く、目が悪い様子
○リハビリのため週2回通院

 

運動発達は、首がすわってなくて、身体のコントロールは2ヶ月レベルというところ…かな。筋緊張が若干高く、体を突っ張るから、抱っこはちょっとしたコツが必要。
ミルクはちょいちょいむせるけれども、ノルマ量を飲むことは出来る。
離乳食は、練習程度でおかゆを食べさせてます。

 

私はというと…
一応ヘコみから脱却し、今は息子と一緒にいられる幸せをかみしめてます。
たとえ息子にこんな試練を与えてしまった原因が私であったとしても、それを考えてももうどうしようもない。
息子の入院でお世話になった病院スタッフの方々、現在お世話になっているリハビリや外来の先生方、
そして、しんどい状態でも乗り越えて、今生きていてくれる息子に、感謝の気持ちしかありません。
そして、息子のために出来ることは何でもやっていく!という覚悟。
息子「生まれてきて良かった」と思ってもらうのが私の人生の課題だと思って、日々生きています。
もちろん、それは娘にも同じくですが。

 

あと、この出来事を通して、ちょっぴりスピリチュアルな方面に私のアンテナが張られたのでした。

 

ざっくり息子の紹介でした。